【オトナ語の謎。】糸井重里・編集   

2004年 03月 20日

a0002942_194734.jpg社会人が何の気なしにつかっている、仮に社会人専門用語とでも言おうか、<オトナ語>。こんなにアヤシイ日本語が氾濫している社会人って、一体なんだろう。改めて読んでみると、学生にとっては思わず後ろに引いてしまうようなおかしさに違いない。
私の個人的な例では<折りtel>。当然、電話を折る訳ではない。折り返し電話するの意。よその職場では<C.B(コールバック)>とも言い、こちらはまだ普通。業界や会社によっても微妙に変化しているようで、職場が変わるごとに、微妙に違うこの怪しい日本語に慣れていくのだろう。これがうっかりプライベートでも出てしまうと、家族に意味が伝わらないことも多い。

「直行直帰」これは幾多の修羅場をくぐり抜けたオトナ中のオトナしか会得できぬ必殺技であり、新人がマネすると取り返しのつかないことになるから注意。

このコメントもなかなか笑えて、いい。ちょっと皮肉りつつ、社会人の不思議な体質を笑い飛ばしながら読めるのが、本書の魅力ではないだろうか。是非とも新社会人研修にでも使ってほしい本である。

「要は、クリティカルなアイテムがマストかと思われます」
…しかし、これはさすがに私は使いません。

総合評価★★★★☆(★5が最高)

■書籍情報
オトナ語の謎。
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by cafe_europa | 2004-03-20 19:47 | other books

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