【レイチェルと滅びの呪文】クリフ・マクニッシュ
2004年 02月 09日
レイチェル3部作・第1部
法の設定というか、表現の仕方に個性がある。1部では魔法は洗脳に焦点が置かれており、ハリ・ポタやその他の魔法とは一線を画している。しかもその魔法はイスレアにあって始めて顕現されるように物語に制限がかかっている。
著者が愛娘の「悪い魔法使いが出てくるお話」というリクエストで語るうちに出来た話というが、本の帯のコピーにもあるように、児童書としてはかなりグロテスクな表現もあり、大人が読むには物足りないが、子供も楽しめるかはちょっと微妙。ちょっと趣向を変えた児童書を読みたい人には、いいかもしれない。
総合評価★★☆☆☆(★5個が最高)
■書籍情報
レイチェルと滅びの呪文
# by cafe_europa | 2004-02-09 09:27 | Children's books